・トマトの原産地は?
古くは「インカ帝国」が栄えた南アメリカのアンデス山脈と言われている |
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・原産地の気候は?
赤道に近い亜熱帯地方であり、海抜2,000〜3,000mの高冷地。
雨が少なく乾燥しており温度も昼夜の差はあるが、
それほど高温にはならない。但し日射量は約7万ルックスを多い。 |
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・トマトの生育適温は?
昼間25度〜26度、夜15度。湿度は80%が最適と言われている。
原産国のアンデス山脈の気温に近く、日本では春、秋の気温に近い。 |
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・トマトはいつ日本に渡来した?
江戸時代(1670年頃)に長崎に伝来したのが最初と言われている。
当時は、別名「サンゴジュナスビ」とも呼ばれ、薬用もしくは観賞用であったとされる。
第二伝来期は、明治時代初年度であり、開拓使によって再輸入された。 |
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・トマトの生育限界温度は?
30度以上の高温になると根、葉茎の生育が低下する。氷点下で凍死する。
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・収穫までの期間は?
植えてから収穫までの期間は、冬:約90日、夏:40日。
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・トマトはいつ伸びる?
日中は光合成をさかんに行っているため、夜間に葉茎が伸長する。 |
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・トマトの糖度は何で決まる?
土壌水分によって決まる。よって「美味しいトマト」を作るために
意図的に根に障害を持たせることで糖度をアップさせる栽培方法もある。 |
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・着果を促進するホルモン処理とは?
トマトの着果促進のために、「トマトーン」等のホルモン剤を花に吹きかけること。
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・マルハナバチとは?
ホルモン処理のように人工的に受粉させるのではなく、
花粉を集めさせることで、自然に受粉させるために使用する大型のハチ。
「セイヨウマルハナバチ」と「クロマルハナバチ」がある。 |
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