美味しいトマト!昔ながらの男気トマト! 埼玉県桶川市 手島農園 「トマト栽培のコツ」! |
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[土作り] ・地力維持のために10a(300坪)あたり、毎年1トンの堆肥を入れる。 ・土壌病害対策として、「土壌還元消毒」を行う。 ⇒土壌還元消毒:盛夏期に10aあたり米ぬか(又は「ふすま」)を1トン投入後に灌水しビニールで覆い約1ヶ月放置。 ・最低でも定植の1ヶ月前に土壌分析を行い、窒素分で10aあたり、16Kg〜30Kgで調整する。 ・収穫期後半の樹勢維持のために、定植する場所の下に溝を堀り、有機肥料を入れる。 ・肥料は化成肥料ではなく、有機肥料を使用する。特に魚系の有機肥料を使うと「トマト本来の旨み」が向上する。 ・トマト栽培には微酸性土壌が適しており、PH6.0〜6.5が適している。PH調整には、「かき殻」を使用する。 ※有機肥料、かき殻ともに植付けの1ヶ月前には投入する [苗作り] ・セルトレイ(72穴)に播種し、本葉が2.5葉になったら直径12cmのポットに鉢上げをする。 ・葉が重なり合うようになったら徒長防止のため、鉢と鉢の間隔をあける(ずらし)。 ・灌水は晴天の日のみ行う。光合成が始まる前(早朝8−9時)に夕方にポットの土が乾く程度の量を灌水すると良い。 ・下葉が黄変したら、肥料切れのサインなので、液肥を葉面散布するか、置き肥をする。 ・換気、循環扇等の活用により、昼間25〜28度、夜間15度になるように温度管理をする。 [定植] ・定植時は、定植後にトマトの樹が暴れるのをふせぐために土壌をなるべく乾かす。 ・定植後は、活着するまでは適便灌水する。活着後は根の張りを促進するために灌水は控える。 [追肥、灌水] ・第三果房が「ピンポン玉」位になったら、追肥&灌水を開始する。但し、樹勢が強ければ時期を遅らせる。 [葉掻き] ・受光性&病害虫対策とし、収穫が終了した果房下の葉は切り落とす。 ・トマトは光を好む野菜で、果実自体も光合成を行う。よって果実に光を多く当てればより「美味しいトマト」ができる。 ・葉掻きは、晴天時に行う。雨天時に行うと切り口から病原菌が入り、発病の原因となる。 [側枝掻き] ・「側枝」は10−15cm以内で摘み取る。摘み取りが遅れると、主茎の生育に影響がでるので注意する。 [収穫] ・樹で真っ赤に熟した状態で収穫すると、食味、栄養価ともに高く「美味しいトマト」になる。 ・日中30度を越える日が続く場合は、「寒冷紗」等を利用し、遮光する。 [後片付け] ・収穫終了後ビニールハウスを締め切り、3−4日間蒸しこみをし、害虫を殺す。 ・その後、樹を抜き取り、ビニールハウス外で処分する。病原菌を次作に持ち越さないために樹は圃場に残さない。
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